KAMCA発足前夜  旗揚げ公演は小田原で

 
  小田男内ではJAMCAに刺激されていたこともあり、また、県内に男声合唱団が台頭しつつある状況をふまえ、県内の組織作りが出来ないか、という案をかねてから温めていた。1993年8月に至りいよいよ「神奈川男声合唱協会(仮称)結成のお誘い」という文書を団長柏木、事務局長井上、渉外部長長谷川の連名で県下13団体に発送。9月18日には、井上ホールで設立準備会を開き協会を正式設立させた。
  翌94年2月には、第1回代表者会議を開催、旗揚げ公演についての話し合い、また、協会理事長に発起団体として柏木団長を出すことになった。さらに4月には加盟団体の増加対策を協議、第1回演奏会の開催を95年4月22日小田原と決定。以降、2年毎に加盟団体の所在地で開催する事とする。
 99年第3回演奏会より第2代理事長に長谷川氏が就任。
 

 『小田原男声合唱団年誌 VOL.2(1987~2001)』より

 

 響いた300人の歌声
 神奈川男声合唱協会 発足記念の演奏会

 
  県内の主だった男声合唱団9グループが結成した「神奈川男声合唱協会」の記念演奏会が22日夕、小田原市民会館で開かれ、集まった800人の聴衆を魅了した。
  ステージは協会結成の口火を切った地元・小田原男声合唱団の民謡から始まり、加盟の各団体が次々と舞台に上がった。圧巻は全員が舞台に並ぶ合同演奏。外山浩爾さんの指揮で「月光とピエロ」を披露したが、この日をめざして3ヶ月の準備をしてきた、というだけにプログラムの「響け300人のハーモニー」というキャッチフレーズ通り見事なハーモニーをつくりだしていた。 会場には小沢良明小田原市長も訪れ、「小田原でこのような有意義な公演が実現して誇りに思う」とあいさつをした。
  男声合唱協会は、ここ2.3年の県内をはじめ各地の男声合唱団結成の動きを受けて、お互いに交流を図り、新たなレパートリーにも挑戦しようと、昨年秋から準備が進められていた。

 神奈川新聞 1995年4月23日掲載記事より

  
※   参加9団体 
・  かながわフリーダムシンガーズ ・座間男声合唱団 ・湘南男声合唱団
・  男声合唱団 せみ ・男声合唱団 ピエロ ・洋光台男声合唱団 
・横浜グリークラブ ・横浜国立大学グリークラブOB合唱団 ・小田原男声合唱団


KAMCA演奏会第1回から第15回まで



KAMCAメンバーのprofile

2018年5月3日第15回演奏会開催時

全国主要男声合唱大会総覧 

  埼玉県のコールグランツ団長加藤良一さんがまとめられました。以下加藤さんのメッセージです。
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 1973年に始まった日本男声合唱協会(JAMCA)主催の日本男声合唱協会演奏会が最も古いと思われます。次いで1990年埼玉のおとうさんコーラス大会と青森の青森県男声合唱フェスティバルがスタート。さらに1995年神奈川男声合唱協会演奏会、1999年バッカスフェスタ「関西男声合唱祭」、男の合唱まつりinみやぎ、2001年東京男声合唱フェスティバル、2010年全日本男声合唱フェスティバルと続いています。

  必ずしも網羅していないかも知れません。お気づきの点などご教示頂けるとありがたいです。

http://rkato.sakura.ne.jp/music/zenkoku_danfes_souran.html

【神奈川男声合唱協会KAMCAの近況】               

①    神奈川男声合唱協会(Kanagawa Male Chorus Association)は 1995年4月県下の9団体の結成記念第1回演奏会(小田原市民会館)で産声を上げました。以来2年に1回県内各地で合同演奏会を開催するとともに、第9回演奏会からは県内を4ブロックに分けて、賛助出演団体を募りつつブロック演奏会を開催してきました。4回のブロック演奏会を含めたKAMCAの演奏会は15回を数えています。来年2020年3月20日には横須賀市文化会館で第16回の全体演奏会を開催すべく準備を開始しています。
②    2019年7月現在のKAMCAメンバーは、JAMCAの理事団体小田原男声はじめ、男声合唱団せみ(横須賀市)、座間男声(座間市)、湘南男声(藤沢市)、男声合唱団ピエロ(相模原市)、東京メトロポリタン横浜(横浜市)、洋光台男声合唱団(横浜)、横浜グリー(横浜市)、横浜国大グリーOB(横浜市)、横浜並木(横浜市)、マルベリー・メール・クワイアー(小田原市)の11団体。しかし神奈川県下には60余の男声合唱団が活動しているが、KAMCA参加団体は13から11団体へと漸減傾向。県合唱連盟への加入団体も25団体程度で、昨年の神奈川県合唱祭(県連主催)に参加した男声合唱団は14団体に過ぎません。毎年多くの団体が参加して男声合唱フェスティバルが開催されている東京都や埼玉県に比べると、県連主催の男声合唱フェスティバルは2010年の1回だけという神奈川県の男声合唱界の現状は少々寂しいものがあります。
③    KAMCA各団幹部も高齢化してKAMCAを立ち上げたころのような元気はないのですが、もうひと踏ん張りしようと昨年からKAMCA活性化に取り組んでいます。来年の第16回演奏会開催にゲストとして若い合唱団を招くこと(⇒平均年齢20歳の若者たちの合唱団インテグラルズの賛助出演が決まりました)。加えて、1)県連との連携強化…県連主催の神奈川男フェスの開催をお願いする、2)KAMCA男声合唱セミナーの開催(第1回は9月29日、岩本達明県合唱連盟副理事長を講師に迎えて開催)、3)各合唱団有志によるKAMCA合唱団の結成(お披露目は10月5日さいたま市で開催される彩の国男フェス)、4)開かれたKAMCAホームページづくり(男声合唱関連連載の掲載)などです。全国の男声合唱団の皆さんのアドヴァイス、応援・声援をお願 いします。

 (2019年8月記)